アメリカの歯科事情　人間も犬も歯の治療は高額です

芸能人は歯が命。

主がまだ若かりし高校生の頃に、東幹久さんがCMで言っていました。衝撃の25年前w 相変わらず若い世代の方には分からぬ話題で失礼します　もちろん歯が命まではいきませんが、歯が大事なのは一般人も他の国の人々もそうです。特にアメリカ人は歯が命の言葉通り、歯に命をかけているので、歯に対する情熱は並々ならぬものがあります。

主が15年前、1回目のアメリカ滞在（今回は2回目）する際、友人に「アメリカでは歯並びが悪いと友だちが出来ないらしいよ」と言われました。いやいやいや、そんな訳ある訳ないじゃんw 完全に都市伝説でしょw 鼻で笑ってこの話題は終わったのですが、実際アメリカに来て感じたことは、友人の助言はほぼほぼ真実だということ(ヽ´ω`)　末恐ろしい国なのである

アメリカでは19歳までに矯正歯科で歯の矯正をする割合は58％。半数以上が矯正をしています（ちなみに日本は14％）。大人になってから矯正をする人もいるので、アメリカ人で矯正の経験がある人はもっと多いと思います。

アメリカの矯正は保険が適応されるので、日本よりはリーズナブルに矯正することが出来ます。現在娘の矯正歯科に通っていますが、娘の矯正代金は、診察、緊急時の診察、上下ブラケット、ブラケットの破損修復など全てコミコミで2,200ドル（23万円、保険適応前は40万円）でした。

つまりアメリカ人の感覚的に、

歯並びが悪い　＝　それを治す家庭的背景がない

よって

お付き合いを控えさせていただきます！

という恐ろしい3段論法が展開しているのです。何度も言うけど末恐ろしい国なのである

また、虫歯予防にも異常に力を入れています。

• 歯の定期検診は保険に加入していれば年に2回無料（日本は有料）
• アメリカの水道水にはフッ素が配合されている

これだけ予防すれば虫歯も減らせるよね、ということのようです。

何だか良いこと尽くめに思えるアメリカの歯科事情ですが、これには深い訳があるのです。なぜこんなにみんな虫歯に敏感かと言うと、虫歯になった時の診察料がべらぼうに高いから(ヽ´ω`)

1年ほど前にアメリカで虫歯を治療しました。ちょっと歯を削って被せ物をしたのです。そのお値段、6万円な〜り〜　暴れて良いかな？

たかだか虫歯治療に6万円ですよ。6万円。6万円あったら家族で高級旅館行って温泉入って懐石料理たらふく食べられちゃいますよ。それがたった1本の虫歯に吸い取られるんですよ。ありえないですよね。

え？保険使いなよって？えーえー、そう言われると思ってました。確実にそう言われると予想していました。この6万円、保険使っての値段なんですよ(ヽ´ω`)アメリカって国は医療費に関しては本当に末恐ろしい国なのである…

＼この日記でももれなく嘆いています／

そりゃこんだけ治療費が高額なら、必死で予防歯科して歯に命かけるわ(ヽ´ω`)

話が大分本筋から外れてしまいましたが1年前の衝撃がまざまざと蘇ってきて熱くなってしまったw、歯が命なのは人間だけではありません。犬だってそうです。動物病院の受付のお姉さんに「本当に歯は大事にしてね。治療費すごいから」と言われたことを思い出します。人間の治療がこんなに高額なのだから、犬の治療費はさぞかしすごかろう

そんなわけで、今日も元気に歯磨きに励むプレッツェル君。大好きなおっちゃん（夫）の膝の上に乗って、まんざらでもないご様子。

怖い怖いw

おっちゃんが所定の位置に座って、

と言うと、光の速さでぶっ飛んでいきますw 大好きなおっちゃんを独り占め出来るので嬉しくてしょうがないプレッツェル。寝る前に歯磨きをしてもらっているのですが、どうやらプレッツェルの中では寝る前のご褒美タイムと思っている模様。

うん、まあ幸せそうでなにより。そしてこのまま医療費のかからない、健康な歯でいておくれ

　

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