愛犬にマダニが付着 幸運な偶然が重なり無事発見・駆除することが出来ました

アメリカ
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プレッツェルにマダニがくっついてました(今回のお話、お食事中の方はお食事が終わってからどうぞ)。

昨日プレッツェルの大好きな森コースをお散歩してきました。

\お気に入りの森コース/

森コースは家から徒歩で行けるのですが、boo boo kids(子どものあだ名。文句が多いのでこの様に命名)の学校が始まった今週から車で行っています。boo boo kidsの学校への道のりの途中に森への入り口があるので、子どもを送って行った帰りに車を停めて、ついでにお散歩して家に帰っています。

アメリカは年間80万人の子どもの誘拐事件が起きている(40秒に1人の割合)ため、登下校は1人で歩けません(ちなみに以前住んでいたヨーロッパも、13歳まで1人での登下校は禁止されていた)。高校卒業までスクールバスがあります。

誘拐大国アメリカにはアンバーアラート(Amber Alert)と言うシステムが導入されています。アンバーアラートとは、児童(未成年者)誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビやラジオなどの公衆メディアを通じて発令される緊急事態宣言(警報)の一種です(Wikipediaより)。

アラート内容は、事件の発生場所、目撃された容疑者が運転している車のナンバープレート、車種、色、年式などの情報がテキストメッセージで表示されます。誘拐事件が頻繁に起きる地域では、酷いときは週に3回ほどアンバーアラートが鳴り響くとのこと。

学校再開に際しスクールバス利用も考えましたが、我が家は当面車で送り迎えをすることにしました。学校には徒歩で行けないし(誘拐的に)、スクールバスも不安(ウィルス的に)。おっちゃん(夫)と話し合った結果送り迎えを選択しました。

うん、いや、子どもの安全が第一だよ。第一だけど、

学校の送り迎え✖️2人 しかも2人とも送り迎えの時間も場所も違う

4日目にしてこの送り迎えが予想以上に過酷と言うことに気付いた…(ヽ´ω`)毎日最低8回は送り迎えのため車を運転中… 毎日ひーこらひーこら言いながら、子どものマネージャーやってます…。

そして昨日、7:45に娘を中学校に、8:40に息子を小学校に送って行き(微妙に時間差があるので一気には送っていけない…)、帰りに森の入り口に車を停めてお散歩に行ったプレッツェル。

森の歩道

ひとしきり楽しんで家に帰ってきて、プレッツェルがソファーでうたた寝を開始しました。その姿があまりにも可愛かったので親バカ発動っw写真を撮っていると…。

お気に入りのおもちゃ(赤白紺のヒモ)を抱え、幸せな入眠5秒前

ん?おでこに何か付いてる…?

ん?んんん〜?

ぎゃー‼︎(`ロ´;)マダニが蠢いておる〜‼︎

この世のものとは思えない地獄の様な叫び声を上げて、光の速さでマダニを捕獲し葬り去りました。いつもは虫が苦手な主の火事場のクソ力 それから幸せに眠るプレッツェルを叩き起こして(鬼w)、デッキで入念にブラッシング、ソファーカバーの掃除、リビング一帯の掃除機かけ開始。

やっと落ち着いた頃には小一時間経っていました。

やれやれ。何やったん?

当の本人は光の速さで昼寝再開w

マダニは本当に危険です。マダニに吸血されることにより、貧血・皮膚炎・食欲不振から始まり、急性の場合は黄疸・衰弱と進行して最悪死に至ります。

ちなみに犬だけではなく人間も警戒が必要です。人間が感染したマダニに噛まれると、ライム病や日本紅斑熱などに罹ります。ヨーロッパに住んでいるときは、マダニの予防接種を定期的に受けていました。これがめちゃくちゃ痛いw 現地の幼稚園に通っていた息子の入園書類には、息子がマダニに噛まれた場合、幼稚園教諭がマダニを引き剥がしても良いかの同意書がありました。マダニは頭部を皮膚に埋め込んで吸血するため、無理に引き剥がすと頭部が皮膚内に残る可能性があるのです(同意しない場合は、マダニ発見後親に連絡して親が病院に行くという流れ)。

そんな恐ろしいマダニ。気をつけてはいたものの主の不注意で危険なところでした。今回は幾重にも重なった偶然で、幸運にもマダニを発見することが出来ました

  • 主がプレッツェルの可愛さに釣られて写真を撮ろうと近付いたこと
  • マダニがプレッツェルの白い部分にいたこと

主が写真を撮らずにいたら、マダニがプレッツェルの茶色い部分にいたら、絶対に気付かなかったと思うとゾッとします。

マダニは春と秋に活発に活動するそう。当面森へのお散歩は控えて、お散歩帰りに入念なブラッシングでマダニを防ごうと思います。皆さんもお気をつけて。

 

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