愛犬が肺炎になりました 犬の肺炎の症状とアメリカの治療方法とは

プレッツェルについて
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プレッツェルが肺炎になってしまいました。新型肺炎(コロナウィルス)ではないとのことですが、現在投薬治療中です。

何だかいつもと様子が違うなと思ったのが先週金曜日。何かが喉につっかえているように、数回ほどえずきました。まあいつもの如くご飯を急いで食べ過ぎて、喉に引っ掛かったのかなと軽く考えていました。

翌日の土曜日。アヒルのようなガーガーという音を立ててえずき始めました。これはいつもと様子が違うと思い色々調べてみると、これはえずいているのではなく犬の咳とのこと。この日から食欲も落ちてきてご飯を残すようになりました。

半分くらい残しています

以前友人のワンちゃんが、プレッツェルがいつも行くドッグパークでケンネルコフを拾ってきたという話を聞いていた主。最近3日に1回はドックパークに行っていたので、この時点ではケンネルコフだと思っていました。

プレッツェルのかかりつけ医は土日休み。救急動物病院に行こうかとも思いましたが、まずは件の友人に、症状がどれくらい続いた時点で病院に行ったか聞いてみようと思いました。友人は咳が気になり出してから1週間後くらいに病院に行ったとのことだったので、とりあえず月曜日まで待つことに。

アメリカの動物病院は完全予約制です。愛犬の調子が悪いからと、飛び込みでかかりつけ医に行くことは出来ません。まずは電話をして予約状況を確認しなくてはいけないのです。もしその日が予約でいっぱいならば、予約が空いている日まで待たされます。待つことが出来ないほど緊急の場合(意識混濁、交通事故など)は、救急動物病院に行かなければなりません。

ちなみに人間の病院も完全予約制。予約が取れた時点で治っていることも多々あるので、アメリカ人はあまり病院に行きません(そもそも高額すぎて病院の敷居が高い)。市販の薬でなんとかしようとします(この点は以前住んでいたヨーロッパも同じ感じ)。

その代わり予防医療に力を入れているので、私が加入している保険は健康診断や予防接種は基本無料です。

友人も予約が取れず1週間後になったとのことでした。

友人のワンちゃん

少しずつ咳が酷くなるプレッツェルをハラハラと見守りながら悶々と土日を過ごし、月曜日の朝動物病院に電話。何と、予約が取れませんでした…。

アメリカは住みやすくて良いところですが、本当に病院関係だけはストレスです。医療関係の方の働き方やプライベートを守っているのは重々承知ですが、体調が悪くなったらすぐに病院に行ける、そんな日本の医療システムが心の底から羨ましい…。

予約が取れたのは火曜日の午後。予約時間におっちゃんと急いで病院に行ったところ、コロナウィルス対策で私たちは中に入れませんでした。

まずは電話を入れるシステム

扉の前で電話で症状を話し、プレッツェルを引き渡し。診察が終わると病院から電話がかかってきて、プレッツェルの診断と治療方針の説明。ここで高額な治療がある場合は了承を求められます。治療を施してプレッツェル引き渡し。お会計も電話でクレジット番号を伝えてお支払いです。

連れていかれるプレッツェル

診察の結果、プレッツェルは「肺炎の疑い」とのことでした。え?疑いって?電話口のアシスタントの方も「おそらく何らかの肺炎だと思います」というふんわりしたもの。肺炎かどうかはレントゲン撮れば一発で分かると思うんだけど…。でも高額治療の時は絶対聞かれるし(アメリカはレントゲンも目ん玉が飛び出るほど高額です)、聞かれてないってことは撮ってないんだよね…。聴診器で呼吸音を聴いて、肺炎って分かったのかな…。

診察が終わりプレッツェルを引き渡される時、アシスタントの方に「2週間は絶対に他のワンちゃんと接触しないで!感染るから!マイコプラズマ(細菌性の肺炎)っぽいから!」と言われました。ぽいとは… プレッツェル、誰かからもらっちゃったんだろうな…。

いや、良いんですよ。こんなコロナウィルスでてんやわんやしている世の中だから、いつもと違うのはしょうがないことです。でも一歩も診察室に入っていないので、どんな治療をしたのか、先生がどんなことを話したのか、全く分からないというのはモヤモヤします。診察方法や原因など、すべて主の憶測です。一言くらい先生と話したかったな…。

何だか微妙に納得がいかないものの、お薬をもらって帰ってきました。肺炎のお薬と咳を和らげるお薬です。

緑の薬が肺炎用、黄色の薬が咳を和らげる用

薬を服み始めて今日で3日目ですが、みるみる良くなってきてるのが分かります。今までは安静時でもガーガーとアヒルのように咳き込んでいましたが、今は子どもたちを追いかけてちょっと走った後だけ咳が出るのみです。食欲も戻ってきてご飯も完食するようになったし、目に見えて元気になってきましたヽ(´▽`)/

だいぶ元気になりました

今回勉強になったことは犬の咳の仕方。どう見てもえずいているようにしか見えませんでした。

また病気のウィルスや細菌は芝生や土に残ることも勉強になりました。ドッグパークなどに行き、その場にいるワンちゃんが体調を崩していなかったとしても、芝生や土に残った菌を拾ってしまう可能性があるそうです(友人が獣医師に言われたそう)。

もちろん毎回毎回拾ってしまうことはなくて、体調不良などで抵抗力が落ちている時に拾ってしまうそうです。よく考えたらプレッツェルも、先週はアレルギーで後ろ脚の甲が炎症していました。きっと抵抗力が落ちていて、ドッグパークやお散歩で拾ってしまったんだと思います。

ドッグパーク仲間などを作って、この辺りで流行っている病気などの情報を共有することが必要かもしれません。特にケンネルコフやウィルス性・細菌性の肺炎は伝染力が強いので注意が必要です。市営・県営のドッグパークならホームページに情報が載るかもしれないので、随時チェックが必要そうです。

ブログを書いている横で幸せそうに眠っております

プレッツェルの元気が戻ってきて良かった。いつもの元気で暴れん坊のプレッツェルに早く会いたいです。

皆さんもワンちゃんの肺炎にはお気をつけて。

 

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