外出禁止(ロックダウン)令が延長されました。
外出禁止令が延長されるのはこれで4度目です。最初の外出禁止令は3月24日。4月13日までの期間で出されました。それからあれよあれよと延長が続き、今回の4回目の延長となりました。
\外出禁止令3月24日/
\外出禁止令4月9日(延長1回目)/
\外出禁止令4月24日(延長2回目)/
\外出禁止令5月7日(延長3回目)/
期限は6月12日まで。あと16日間、なかなか長い道のりです。
延長には慣れっことなっていましたが、今回はさすがにガッカリしました。連日ニュースで他の州の開放的な様子を見ているからです。主の住む州でも、感染者数・死者数ともに鈍化して来ています。そのため5月28日でロックダウンは解除されるものだと思っていました。
ロックダウンと言っても一時期の厳しい規制は緩められています。建設業は2週間ほど前に規制が緩和され、建設途中の建物に作業する方が戻り始めています。また今回の延長に伴って、以下の業種も規制が緩和されました。
- Landscapers 庭師
- Lawn care companies 芝刈委託業
- Plant nurseries 植物管理業
- Bike repair shops バイク修理業
- Stores selling nonessential supplies (curbside pickup and delivery) 必要不可欠ではない物品販売業(ただしピックアップかデリバリー)
- Garden centers and paint/flooring/carpet areas at big-box retailers ガーデン関連、ペンキ、床、カーペットなど
季節的に新緑の時期なので、お庭関係が多い気がします。植物管理業とは、お庭の木への消毒や刈り込みを行ってくれる業者。必要不可欠ではない物品販売業とは、服屋や電気屋といった所でしょうか。ピックアップかデリバリーの条件付きで、規制が緩和されています。
必要不可欠な職種のことを、アメリカでは「essential business (エッセンシャル・ビジネス)」と言います。以下の業種がアメリカ国土安全保障省によって、エッセンシャルビジネスと定められています。
- スーパーマーケット、食料品店
- 薬局
- ゴミ収集
- 医療機関
- 保育所
- ガソリンスタンド、自動車修理
- 銀行
- 郵便、宅配サービス
- 動物病院、ペットショップ
- 農産物直売所、フードバンク
- 経済的に困難な人々のための必要物資やシェルターを提供する事業
- 農業、食品加工業
- 倉庫、保管、配送業
- 航空会社、タクシー、ライドシェア、レンタル等の交通関連事業
確かに規制は少しずつ緩和されて来ています。ガチガチに規制されていた3月や4月のことを思えば、自由度は上がっています。ですが我が家は平凡な一般家庭。庭師さんにお願いしたり、芝刈を業者に委託するような経済的な余裕はありません(ヽ´ω`) 今回規制が少し緩和されましたが、あまり我が家にとっては変化のない規制緩和となりました。悲しいお話
前回の延長の時も感じていましたが、外出禁止に慣れてしまい麻痺して来た人々が多くなって来ました。友人たちとデッキでお茶会をする人、スーパーで立ち話をしている人、たくさん見かけます。先週末我が家の2軒隣のお宅は、大人数を集めて盛大にパーティーをしていました。
少しずつ大胆に外出禁止令を破り始める人々をよそに、相変わらず子どもたちの学校は厳格に外出禁止令を守っています。昨日学校より指定された日時(苗字のアルファベット順に日時が決められている)に、学校に置きっぱなしのものや卒業アルバムを取りに来てほしいとメールがありました。その際に以下のことを守るようにとありました。
- 入り口と出口は別に設けられており、校舎内一方通行
- 絶対におしゃべりはしないこと
- 人との距離を6フィート(2m)空けること
- 就学前の子どもは校舎に入れないこと
- 子どもを絶対に校庭で遊ばせないこと
- マスク着用
外出禁止に麻痺して自由を満喫する人々と、厳しい学校のルールのギャップについていけない(ヽ´ω`)
厳しい所は厳しいのに、自由を楽しんでいる人々も目に入る。ガチガチに規制されていた3月・4月の方が、精神衛生上穏やかな気持ちだったような気がします。
6月12日まであと2週間ほど。周りのことはあまり気にせず、家族4人と1犬でこの危機を乗り越えます。
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