息子がクラスメートと遠足に行きました。
主の住む州はロックダウンが解除されていないので(5月28日まで)、もちろん所謂「普段の遠足」ではありません。そもそも学校は9月まで閉鎖 バーチャル遠足に行ったのです。何と言うハイテク世代なのでしょうw
boo boo kids(文句が多いのでこのように命名)は、学校がウィルス拡大防止のため閉鎖になってから、約2ヶ月リモート教育を受けています。Zoomを使ってのクラスミーティング(約1時間)は毎日あり、学級会のようにシンプルにコミュニケーションをとるだけの日もあれば、新しい単元の授業を受ける日もあります。そして今日は、学校が閉鎖になる前から予定されていた農場への遠足を、Zoomを使ってバーチャルで行くと言う、昭和生まれの四十路にはちょっと理解できないことをしていましたw
農園のスタッフの方が動物の解説をしながら撮影した映像を、ただひたすら無言で鑑賞すると言うなかなかシュールなシステムですw クラスメートとのビデオ通話機能は担任の先生によってオフにされているので、クラスメートと画像を通じて「わーかわいい♡」「赤ちゃんだー!」といった会話を交わすことは出来ません。ただひたすら観るのみですw
Zoomを使用したミーティングの際、ビデオ通話機能は毎回オフにされています。担任の先生曰く、ビデオ通話機能をオンにすると、子どもたちが好き勝手に喋り始めカオスになるとのことw アメリカ人は本当によく喋るので気持ちは分かる 授業中に発言する時は、
- 先生が問題を出す
- 答えたい子が手をあげる
- 先生が指名して、その子のビデオ通話機能だけオンにする
- その子の発言がクラスメートに聞こえる
- 発表後、先生が再びビデオ通話機能をオフにする
と言う、何ともややこしいステップを踏んでいるのです。
シズテムが煩雑すぎて、時には先生もやらかしています。1ヶ月ほど前に娘の担任の先生から、「今日のZoomでチャット機能をオフにするのを忘れました。1時間中生徒たちは、授業もそっちのけでチャットして楽しんでいたようです。OMG!」と嘆き節満載のメールが来ましたw
息子はZoomミーティングの際ヘッドフォンをしているので、主にはスタッフの方の解説も聞こえません。側から見ると、流れ続ける動物の映像をただひたすら無言で観ている息子、と言う構図です。
いや、笑う場面じゃないけど、笑っちゃうw シュール過ぎw
主がニヤニヤしていると、プレッツェルも様子を見に来ました。
30分ほどバーチャル遠足に行っていたでしょうか。息子のZoomミーティングが終わりました。息子に楽しかった?と聞いたところ…
あんまり…
そりゃそうだよねw
いつかバーチャルの機能が発達して仮想現実が当たり前の時代になったとしても、遠足はクラスメートとワイワイ行きたいものだと思った昭和生まれの四十路なのでした。
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