犬はどうしてチョコレートを食べてはいけないのか 致死量から対策まで

犬を知る
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プレッツェル、今日はちょっと調子が悪いです(本日の日記、お食事中の方はご注意を)。

朝のお散歩中とお昼の2時頃に、盛大に嘔吐してしまいました。嘔吐以外は元気で、主がガサガサとキッチンでやり出すと、光の速さで足元を陣取りおねだりして来ます。ぐったりしている訳ではありませんし、下痢でもありません。ただ単に嘔吐を2回という現状です。

もしかして昨日息子の友人たちが遊びに来た時、落ちている人間のお菓子を拾い食いしてしまったのかもしれません。子どもたちの側を引っ付いて離れなかったので、隙を見つけてこっそり食いをしていたのかも。人間用のお菓子にはチョコレートもあったので心配です。

今まで何となく、玉ねぎ、ねぎ、ぶどう、チョコレートは、犬には絶対与えてはいけないということは分かっていました。が、どうしてダメなのかは知らず。今回のプレッツェルの体調不良を機に、なぜ犬にはチョコレートがダメなのか調べてみました。

本当に犬にチョコレートは有害なのか

獣医師172人に誤飲の聞き取り調査をしたところ、死亡例として観賞用ユリの12件に次いで、チョコレートが9件、ネギ類が4件と続いたそうです(アニコム調べ)。実際に死亡例もあるため、チョコレートは犬にとって有害だということが分かります。

犬にチョコレートがダメな理由

チョコレートの原料であるカカオに含まれる物質のテオブロミンが、犬には有害だそうです。

なぜ人間には害はなくて犬には害があるのか

人間はテオブロミンが含まれているチョコレートを食べても体調は悪くなりません。でも犬にとっては、最悪死に至る食べ物です。なぜ人間は良くて犬はダメなのでしょうか。

人間はテオブロミンに対する感受性があまり高くないため(つまりテオブロミンに鈍感)、食べたりしても問題はありません。しかし犬はテオブロミンに対する感受性がとても高いために(つまりテオブロミンに敏感)、食べたりすると下痢、嘔吐などに代表されるような中毒症状を起こします。

そして犬はいったん食べてしまったテオブロミンを分解したり排出したりする能力が非常に低いため、体内に毒素が長くとどまっている状態になってしまいます。

どのような中毒症状が出るのか

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 興奮する
  • おしっこを頻繁にする(頻尿)
  • 尿失禁を起こす
  • パンティングをする(喘ぎ呼吸)
  • 痙攣をおこす
  • 脈がおかしくなる(不整脈、徐脈、頻脈)
  • ふるえ
  • 運動失調(ふらつく)
  • ぐったりする(昏睡状態)

致死量

摂取したチョコレートのテオブロミン量が多ければ多いほど危険になります。チョコレートの種類によって、テオブロミンの量は違います。

チョコレートの種類テオブロミン量(板チョコ1枚当たり)
ホワイトチョコレート無視できる程度
ミルクチョコレート150-180mg
ビターチョコレート450-600mg
ブラックチョコレート1000-1200mg

そして犬の体格によっても、致死量の目安が決まっています。目安として、体重1Kgに対してテオブロミン量100mg〜200mgが致死量とされています。

犬のサイズ(体重目安)テオブロミンの量(致死量)
小型犬(3kg程度)300-600㎎
中型犬(10kg程度)1000-2000㎎
大型犬(30kg程度)3000-6000㎎

以上をふまえると、小型犬は板状のビターチョコレートを1枚食べてしまうと死に至ることが分かります。プレッツェルは20kgなので、テオブロミンの致死量は2000mg-4000mg。つまり板状のビターチョコレートを2枚食べると死に至ることが分かりました。

もし愛犬がチョコレートを食べてしまったら?対処法

もしチョコレートを食べてしまった場合は、最優先事項は動物病院に連絡をして受診することです。食べていけないものを食べた=吐かせればいいという思考のもと、自宅で吐かせるように促すことは危険だそうです。なぜなら素人が犬を吐かせるのには時間がかかるため、その間にテオブロミンが体内に吸収されて手遅れになる可能性が高いからです(テオブロミンが体内へ吸収される時間の目安は、摂取してから2時間程度)。

電話で連絡した際に獣医師より指示があるかもしれませんが、以下のものを持っていくとスムーズです。

  • 食べたチョコレートのパッケージ(含まれているテオブロミン量によって治療が違う)
  • 嘔吐物などの排泄物
  • いつ食べた、どれくらい食べた、などの情報

犬にチョコレートを食べさせないために これからすべきこと

大切なのは過去を悔やむことではなく、同じ失敗を犯さないようにこれからどうすべきか。今後チョコレートを含めた中毒症状を引き起こす食べ物を誤飲しないように、どのようなことに気をつけるべきか考えました。

  • 犬の留守番中は、ケージに入れる
  • 来客中はケージへ。難しいようなら、客人に危険な食べ物を与えないよう協力してもらう
  • 犬の届くところに人間の食べ物を置かない
  • 人間の食事(おやつ)を食べる場所を一箇所に限定(例えばダイニングテーブルのみで食べるなど)

プレッツェルの様子

嘔吐以外相変わらず元気で、夕方の散歩にも張り切って行ってきました。

湖の氷は完全に解けました

嘔吐のためお腹が空っぽでお腹が空いているのか、散歩中の拾い食い未遂が多々ありました。今日の夜ご飯はかわいそうですが少し少なめにして、明日の朝まで注意深く観察しようと思います。

このまま何もなく、元気なプレッツェル(まあ今も元気ではあるけど)に戻って欲しいです。

 

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