骨が折れているのにアメリカの医療システムによって一日待たされた挙句、結婚指輪の危機に直面した話

おっちゃん（夫）がプレッツェルと本気で遊んで指を骨折しました。

＼まだ突き指だと思っていた幸せな時のお話／

折れた場所は左薬指。現在隣の左中指を支え棒代わりにして固定しています。

1週間ほど前、主に隠れて薬箱をゴソゴソして指に湿布を貼っていたおっちゃん。突き指したのか訊くと何とも歯切れの悪い返事が返ってきました。光の速さでboo boo kids（子どもたちのあだ名。文句が多いのでこのように命名）を尋問したところ、「プレッツェルと2階遊んでて、床に指をバイーン！ってやってたよw」と爆笑を抑えつつ供述しました。

いやいや、2階の床って…。我が家の2階の床、全面フカフカカーペット敷なんですけど…(ヽ´ω`)

カーペットの毛長は1.5cm。主の中ではそこそこフカフカのレベルです。そんなフカフカの床にぶつけて指を骨折するって、どんだけ激しい遊びしてたんや…(ヽ´ω`)硬いフローリングで骨折するならわかるけどさ…

確かにおっちゃんとプレッツェルの遊び方は激しいです。まだ2歳ということもあり、まったりなでなでをされるよりバタバタ遊ぶ方が好きなのです。

時にはプロレスをしたり、

時にはストレッチ中にプレッツェルから襲撃されたり、

時にはプレッツェルとボクシングしたり、

それはもう遊び方がアグレッシブでダイナミックなのです。いつかどちらかが怪我しそう…とは思ってましたが、やっぱり老化著しい四十路おじさんの方が先に怪我をしましたw

最初は突き指だと思って湿布で乗り切っていたおっちゃん。どうやら痛みと尋常ではない指の腫れに恐れ慄いて病院の予約を取ることに。アメリカの病院は予約制なので、行きたい時に行けない　病院の予約が取れたのが水曜日でした。病院から帰ってきたので、どうだったと聞くと

これぞアメリカクオリティ…(ヽ´ω`)

いや、もうレントゲン撮ったならその場で映像見てよ…。歯医者さんではその場で見れたよ？何で出来ないのさ…。本人も痛いと訴えてるし、もうパンパンに腫れている。あと1日待たせるなんて鬼畜の仕業かよ。言いたいことは言わせていただくスタイルっ

先生曰く、「あ〜、これ折れてるかもねー。でもレントゲン見ないと分かんないし、また明日来てッ☆」だそうで…。これで医療費が目ん玉飛び出るくらい高いなんて、何だか理不尽極まりない国なのである。

がしかしアメリカの医療事情に喧嘩を売ることは出来ないので、次の日素直に病院に行きました。30分後、病院にいるおっちゃんから電話が。

なんだって？^ ^💢

折れた指は左手薬指。指が折れてることもびっくりしましたが、結婚指輪を切断するというパワーワードよ。どうやら先生に「一応奥さんに訊いてみてッ☆」と言われたらしく、恐る恐る電話をかけてきました。

そんなこと訊かれたってさ、ヤダって言えないよね。折れた骨治すには指輪切るしかないんだしさ。選択肢は与えられている（切るか切らないか）のに、答えは一択（切る）しかないというジレンマ。頭が沸騰しそうになりましたが、ビクビクしまくって電話をかけているおっちゃんが可哀想になってきて、切って良いよと返答しました。我は神なり

悶々としながらYouTubeで「指輪切断　修理」と検索しまくっていたところ、おっちゃんが帰ってきました。指が折れたおっちゃんは心配しない鬼嫁降臨っ

さっきまでの悶々youtube検索時間はなんだったのか…

どうやら腫れが酷く、指輪のせいで血の流れが止まるようなら切断、という話だったみたいです。今のところ血の流れは止まってないので、切断しなくて良いということに。先生がとりあえず奥さんに電話しろって言うから電話をかけたと…。なーんだ良かったヽ(´▽｀)/と喜ぶ主を、おっちゃんが地獄のような目で見ていたw

そして幸いなことにとても軽い骨折だったようでギブスなし。レントゲン写真のコピーを見せられましたが、どこが折れてるか全く分からないレベルでした。先程も書きましたが、現在隣の左中指を支え棒代わりにして固定しています。

軽い骨折とは言えさすがに痛いようで、ソロリソロリとプレッツェルをなでなでしています。

それに対して下に落ちているおもちゃ（ボロボロの紐）との距離を瞬時に測り、いつでもおもちゃを咥えておっちゃんにぶっ込む気満々のプレッツェルw 今は病院から帰って来たばかりだし、やめてあげてよプレッツェル。

何はともあれこれから2週間一応安静期間。プレッツェルには空気を読んでもらって、おっちゃんにぶっ込んで行かないように静かに遊んでもらいたいものです。

でもまあ、犬と遊んで骨折とか、もう2度としないでいただきたい^ ^💢

　

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